入学から卒業までの流れと
進路ごとのおすすめ履修法を紹介します.

入学から卒業までの流れ

1年次

食料生産環境学科共通の科目を学びます.全学共通科目の基礎ゼミナールでは学生同士,教員との交流を深めることを目的に,きめ細かい指導をしています.まずは大学になれ,進路を固めるための一年です.

主な履修科目:基礎ゼミナール(全学共通科目),総合フィールド科学,総合フィールド科学実習,食料生産環境学概論

2年次

専門重点科目を学び始めます.特に基礎的な科目から始まりますが,後期は実験も行います.秋にはインターンシップ・就職活動報告会の合宿で,先輩たちの活動を学んですこしずつ進路を決めていきます.

主な履修科目:6次産業化論,栽培施設学,ポストハーベスト工学,熱工学,農業経済学,農業気象環境学,未利用資源利用学,食産業マーケティング論,食産業システム学実験Ⅰ,食産業システム学実習Ⅰ,プログラミング演習,農業実習

3年次

前期は実験や実習が中心になり,専門重点科目の履修が本格化します.秋のインターンシップ・就職活動報告会の合宿では,積極的にインターンシップ実習の報告をしましょう.3年次後期にはいよいよ研究室に配属されます.どのような卒業研究を行うかを3年次前期までに決めておきましょう.

主な履修科目:農作業システム学,農産食品プロセス工学,機械と施設の設計,農業経営学,農産食品プロセス工学,食料・農業政策論,農業情報処理,食産業システム学実験Ⅱ,食産業システム学実習Ⅱ,ものづくり実習

4年次

4年間の集大成として一年をかけて卒業研究を履修します.秋のインターンシップ・就職活動報告会の合宿では就職活動の報告をします.後輩たちに就職に強いコースとしての伝統を伝えるチャンスですので積極的に報告してください.

主な履修科目:卒業研究

 

進路ごとのおすすめ履修法

ここでは,食産業システム学コースの学生に人気の4つの就職分野についておすすめの専門展開科目履修法を紹介します.

公務員(農学職)

農学職の場合は,食産業システム学コースの専門重点科目で農学職専門科目試験にでる農業経済・経営学の分野,農業機械の分野,農業気象の分野,ポストハーベスト工学の分野の科目を履修するので,その他の出やすい農学系の専門展開科目を履修すると良いでしょう.

おすすめの専門展開科目:作物栽培学概論,果樹園芸学概論,蔬菜・花卉園芸学概論,遺伝学概論,植物病理学Ⅰ,植物生理学,植物栄養肥料学,果樹園芸学各論,蔬菜園芸学各論

農業機械メーカー系

専門重点科目を履修していれば特に問題ありませんが,次の専門展開科目を履修しておくと就職してから役立つでしょう.

おすすめの専門展開科目:制御工学,ロボティクス工学,土質力学,土壌物理学

専門重点科目を履修していれば特に問題ありませんが,次の専門展開科目を履修しておくと就職してから役立つでしょう.

食品メーカー系

専門重点科目を履修していれば特に問題ありませんが,次の専門展開科目を履修しておくと就職してから役立つでしょう.

おすすめの専門展開科目:食品化学工学,食品化学,食品保蔵学,美味学,食品衛生学,公衆衛生学

JA各社

専門重点科目を履修していれば特に問題ありませんが,次の専門展開科目を履修しておくと就職してから役立つでしょう.

おすすめの専門展開科目:作物栽培学概論,果樹園芸学概論,蔬菜・花卉園芸学概論,植物病理学Ⅰ,植物栄養肥料学