ミニカリフラワーをさらに小さく収穫する“姫かりふ®

2014年12月8日

最近、玉径が10cmくらいの小型のカリフラワーを店頭で見かけます。味が良く、大きさも手頃で売れ筋になってきました。

このミニ系の品種を小さいうちに収穫すると、さらに味が濃厚で、食感が良く、煮崩れしにくくなります。私たちがお奨めするサイズは6~8cmです。これを“姫かりふ”と呼ぶことにしました。「姫かりふ®」は岩手大学の登録商標です。東日本大震災からの復興を目的に被災地で生産する場合、岩手大学の承諾を得れば、この商標を無償で使うことができます。詳しくは、下記の連絡先までお問い合わせください。

これがお奨めサイズ

これがお奨めサイズ

姫かりふの栽培にはミニ系の品種を使います。私たちが使っている品種は、サカタのタネの美星とオレンジ美星です。128セルのトレイに播種して、1ヶ月ほどで畑に定植します。条間25cm×株間25cm程度で植え付けて、約2ヶ月後に収穫します。三陸沿岸では3月下旬に播種すると、6月下旬に収穫できます。早春の播種では、低温で花芽が異常に早く分化しないよう、ハウス内でトンネル被覆してください。夏~初秋に収穫する栽培では、1週間ごとに播種すると、切れ目なく出荷できます。秋~初冬向けの栽培では、2週間ごとに播種します。三陸の露地栽培では8月下旬が播種の晩限です。12月初旬までに姫サイズに育つと、その後は低温でほとんど大きくなりません。冬のあいだに寒さに当って、甘みが増します。この”寒締めカリフラワー”には美星が向いているようです。

夏は虫除けと暑さ対策を兼ねて、防風ネットや寒冷紗の被覆がお奨め

夏は虫除けと暑さ対策を兼ねて、防風ネットや寒冷紗の被覆がお奨め

イチゴの高設栽培用ベッドを利用して、株間10cmで栽培

イチゴの高設栽培用ベッドを利用して、株間10cmで栽培

連絡先: 岩手大学農学部 岡田益己 mok(アットマーク)iwate-u.ac.jp
(アットマークを@に変えてください)

 

編集者 岡田益己