“三陸で夏イチゴを作ろう” in 田野畑
青森から宮城に至る三陸沿岸は、リアス地形のために広い農地が少なく、しかも津波で貴重な表土が流されました。さらに震災で担い手の流出が加速し、農業の再建が難しくなっています。一方、三陸には、夏は北海道よりも涼しく、冬は関東内陸並みに暖かいという気候の特長があります。岩手大学三陸復興推進機構では、この気候を生かした園芸振興を目指して、夏の暑さを嫌う作物の生産普及に取り組んできました。今回は、夏から秋にかけて収穫する夏イチゴに焦点を当てて、その栽培や販売の方法、課題を議論します。これから夏イチゴを始めてみたいという方の参加を歓迎します。
準備の都合、参加希望者は氏名、所属、連絡先(住所、メール、電話)を記して、10月17日(金)までに下記宛ご一報ください。参加費は無料です。
岩手大学農学部
メールの方は、岡田益己 mok(アットマーク)iwate-u.ac.jp
(アットマークを@に変えてください:ボット対策)
FAXの方は、松嶋卯月 019-621-6183
主催:岩手大学三陸復興推進機構
後援:なつあかり研究会(青森)、岩手なつあかり研究会
日時:平成26年10月22日(水)13:00〜16:00
場所:アズビィ楽習センター(田野畑村教育委員会)
岩手県下閉伊郡田野畑村和野278−1
プログラム(予定)
1)岩手大学の三陸復興活動の紹介:松嶋卯月(岩手大学)
2)夏イチゴへの期待と流通の課題:伊東良久(GLO-berry Japan)
3)夏にイチゴを収穫する方法:濱野 惠(東北農業研究センター)
4)青森県における夏イチゴの生産:伊藤篤史(青森県産業技術センター)
5)初心者でも取り組める夏イチゴ用高設栽培:岡田益己(岩手大学)
6)初めて夏イチゴにチャレンジ(その1):田原浩志(雫石町生産者)
7)初めて夏イチゴにチャレンジ(その2):鈴木隆昭(田野畑村生産者)
会終了後に、鈴木さんのハウスを見学します。