研究会「夏に食べたいイチゴを作って運んで売る」を開催します

2017年3月3日

夏イチゴの生産には冬イチゴとは異なる品種が利用され、品質も違います。冬イチゴ品種の多くは生食用で甘く果実も大きいが、夏イチゴ品種は小粒で酸味が強いものが多く、洋菓子などの需要が大半です。品種による味や硬さ、収穫ピークなどの違いも、冬イチゴ以上に大きいように感じます。また高温期の出荷のため、品質保持や輸送も課題となっています。一方、生食以外の需要がその多くを占めることから、実需者のニーズも様々です。そこで生産者と実需者、栽培・育種技術者などを集めて、相互の意見・情報交換を計り、より適切な生産・販売の仕組み作りに役立てます。

日時: 2017年3月16日(木)14:00~17:00
場所: 岩手大学農学部5号館総合教育研究棟1階 遠隔講義室
検討内容:
1.夏イチゴの品種と特徴 いつどんなイチゴが作られるか:
—概要説明 由比進氏(岩手大学)
2.夏に食べたい・手に入れたいイチゴ
—洋菓子店レストラン、市場が望む、品種、品質(形、大きさ、味、色、硬さなど)、価格、荷姿・・・
3.生産側の事情
—品種の作りやすさ、栽培に適する時期、収穫のピークや変動・・・
4.流通上の問題(とくに三陸沿岸の課題)
—どこに運ぶか、便はあるか、荷痛みしないか・・・

情報交換会:18時〜 盛岡市内 会費4000円程度

参加申し込み:
以下をこのホームページの問い合わせフォームでお送りください。
1.氏名
2.職業(自営の方)または会社名・所属機関(勤務の方)
3.連絡先(メール、電話)
4.情報交換会の出欠

主催:岩手大学三陸復興・地域創生推進機構園芸振興班、岩手なつあかり研究会