【材料】
クッキングトマト 1個
卵 2個
牛乳 大サジ1
バター 小サジ1
塩・こしょう お好みで
【作り方】
- トマトは皮をむき、ざく切り。 とき卵に牛乳を加える。
- フライパンにバターを熱し、トマトを炒める。
- トマトに完全に火が通ったら、卵を加え、素早く炒め合わせる。
- 卵が半熟状態で、塩こしょうし、火を止める。余熱で卵がかたまり、全体にまとまってくる。
グループの各専門家やスタッフが編集した野菜畑のレシピ(作物や,土の作り方,etc.)を集めてみました.参考にして頂ければ幸いです.
2014年7月4日
【材料】
クッキングトマト 1個
卵 2個
牛乳 大サジ1
バター 小サジ1
塩・こしょう お好みで
【作り方】
【材料】
クッキングトマト 1個
卵 2個
牛乳 大サジ1
バター 小サジ1
塩・こしょう 少々
【作り方】
2013年10月5日
バーベキューの差し入れに、「最近流行りの野菜ケーキを作ろう!」ということで、研究室のみんなでトマトのチーズケーキを作りました。
作ったチーズケーキは、2層 になっていて、トマト入りの濃厚なレアチーズの層の上に真っ赤なトマトジュレの層が乗っています。レアチーズの層には、麗夏という生食用のトマトを使い、 上のトマトジュレは、畑でとれたなつのこまを使いました。なつのこまは、加熱しても鮮やかな色が残るという特徴があるため、今回のケーキの場合もトマト ジュレの色がきれいに残り、とてもおいしそうに出来上がりました。実際にみんなで食べてみると、トマトのさわやかな酸味とクリームチーズの甘味がばっちり あっていて、とってもおいしかったです!クッキングトマトはおかずだけでなく、きれいな色が目を引くデザートにもぴったりでした!これからもいろいろな料 理に使ってみたいです! By 愛子
2013年8月9日
今日は暑気払いを兼ねて収穫されたクッキングトマトの試食会です.岡田さんがうどんを,学生たちがトマトベーグルを作りました.トマトうどんはうどん生地にトマトを練り込みます.ゆでる前からうどんの生地はすこしピンク色です.
ゆでるとツヤツヤして美味しそうです.そのまま食べるとほのかにトマトの香りがします,が,めんつゆを付けすぎてしまうと,余りトマトの香りがしなくなります.岡田さんは「もっと工夫するから!」とのことです.
学生がトマトベーグルを焼きました.こちらもトマトの香りがして,色はピンク色です.チーズやレタスを挟んでトマトソースかけて食べると良さそうです.
2013年5月22日
こんにちは!2013年度,第1回目のクッキングトマト定植も終わり,がんちゃんの三陸野菜畑では作業が本格化しています.さて,今年も沢山とれそうな美味しいクッキングトマト,東北農業研究センターのホームページには役立つレシピ集があります.
http://www.naro.affrc.go.jp/
基本調理編,おかず編,スープ編,ごはん・パスタ編に分かれていて,クッキングトマトの様々な魅力を楽しむことができそうです.
2013年4月26日
津波で被災した田畑に、周辺から多くのがれきが流入した。そのがれき除去のために栄養に飛んだ表土が一緒に持ち出された田畑が多い。私たちが陸前高田市でお借りした畑も、表土がなく深土がむき出しだった。しかもこの深土は、雨が降ると柔らかいぬかるみになり、乾くとクギを手で刺させないほど硬くなる。こんな土でも育つ作物として、適応力の大きな根を持つトマトに着目した。そのなかでも未経験者が容易に栽培できるクッキングトマトを選んだ。トマトにも多くの種類があるが、生食用トマトやミニトマトは全国にも県内にも産地が多々あって競争が激しい。また収量を上げたり、果実を美味しくするには技と経験も必要だ。沿岸は消費地から遠いので日持ちのするクッキングトマトがよいという流通関係者のおすすめもあった。なんと言ってもクッキングトマトは、これから消費拡大が期待される注目株だ。
クッキングトマトの主力品種「なつのこま」や「にたきこま」は、盛岡市にある東北農業研究センターの育成品種である。また新たに芯止まり系の早生品種「すずこま」もデビューした。そこでこれら3品種を陸前高田で栽培することにした。岩手大学のハウスで育苗した苗を2012年6月13日に現地に定植した(野菜畑通信をご覧ください)。定植の適期は5月下旬だが、畑の準備が遅れてしまった。ベッドの幅を1mとし、「なつのこま」と「にたきこま」は1条植え、「すずこま」は2条植えで、株間は50cmである。試験区は、「化学肥料だけ」、「化学肥料+堆肥」、「堆肥+廃菌床」、「堆肥だけ」、「廃菌床だけ」の5つである。
定植が遅れたため、収穫は8月2日から始まった。「すずこま」は花房が1段で芯が止まるため、8月いっぱいで収穫を終えた。「なつのこま」「にたきこま」は9月末まで収穫できそうだったが、都合で9月6日に打ち切った。このため下の図では「すずこま」に比べて収量が少ない。収穫の結果は予想通り、肥料をやればあの土でもトマトを採れることが分かった。堆肥を加えるとさらに収量が安定しそうだ。廃菌床は肥料と同じような効果があるが、単独では今一のようだった
。
2013年4月23日
こんにちは.先日,生物環境科学研究分野で花見バーベキューをしたのですが,そこでクッキングトマトの’なつのこま’を使ったワイルドな料理?が登場!豚トロを焼いているときに岡田さんが 凍ったなつのこまの皮を剥いて,「一緒に焼いてみよう,美味しいぞ」と言い出したのです.そこで,クッキングトマトは凍ったまま豚肉に囲まれて焼かれるこ とに...(写真参照のこと) 焼き上がった豚トロは,トマトソースにくるまれて絶品のおいしさでした.使った調味料は塩だけですが,クッキングトマトに 豊富に含まれるグルタミン酸のためでしょうか?ほどよい味付けです.牛肉にもよく合いました.今年の夏のバーベキューはクッキングトマトが主役になりそう です.
2013年4月19日
シイタケ廃菌床を使って、被災農地の土壌回復の研究を行なっています。
上の写真はシイタケ菌床栽培(岩手県久慈市越戸きのこ園)。シイタケを5~6回収穫した後、効率が悪くなるため廃棄されます。廃菌床一般的には堆肥化されたり、燃料として使われたりしていますが、我々は堆肥化の行程を経ずに、そのまま土壌に施用することで、土壌回復と植物への栄養分の供給を試みています。
廃菌床を数センチに砕き、土壌表面15cm程度で混ぜて、土壌中で好気的に分解させることで、土壌の化学性・物理性・生物性を改善し、化学肥料を与えることなく野菜の栽培を行います。
シイタケ廃菌床は上述の越戸きのこ園から提供を受けています。この場を借りて感謝申し上げます。
本サイトで、もみ殻培地を利用するイチゴの高設栽培を紹介したが、この培地は花や野菜の苗作りにも広く使われ、また隔離ベッドのような栽培方法でいろいろな作物を育てられる。実際、筆者はこの培地をシンビジウムや観葉植物の培土に使って、良好な結果を得ている。世の中でもみ殻培地と呼ばれるものには、生もみ殻、発酵もみ殻、もみ殻くん炭、それら単体あるいは土やピートモスなどとの混合物等、様々な仕様がある。私たちが利用するもみ殻培地の原型は、1980年代後半に東京都農業試験場(当時)にいた小沢聖さん(現、明治大学)がロックウールの代替品として開発したものだ。もみ殻と土を適切な比率で混ぜ、これに養液を供給して、葉菜類でロックウールと同等の生育を得た。生もみ殻の代わりにくん炭を使っても生育は良くならないから、わざわざ手間をかけてくん炭を作る必要はない。
現在のもみ殻培地の仕様は、生もみ殻と土をおおよそ7:3の割合で混合し、これに肥効調節型の肥料と炭を加えたものだ(詳細はこちら)。肥料を培地に加えて、水をやるだけで作物を栽培できるようにした。1)水はけが良く根腐れが起こりにくい、2)水はけが良いわりには水持ちも良い、という特長があるから、灌水の量や頻度をあまり気にせず、一度にざっと灌水すれば、ほとんどの植物を“それなりに”育てられる。“それなりに”とは、植物の種類ごとに調合した専用培土に比べて100点満点は取れないが、誰がどう管理しても70~80点は取れるという意味だ。
この特長を活かして、何百種にものぼる植物の苗の管理をパートさんに任せ、規模拡大に成功したガーデニング用の苗生産者がいる。先の夏どりイチゴを未経験の学生が毎年“それなりに”栽培できるのも、この特長のお陰だ。土の混合割合は20~40%が適正。それより少ないと水持ち、肥料持ちが悪く、それより多いと根腐れが生じやすい。肥料は作物の生育期間や吸収量にあわせて、肥効期間の異なるものを調合するのが良い。夏どりイチゴでは1株当たりの窒素量が2~2.5gになるように、70日タイプと180日タイプを等量混合した。培地の量も、作物の生育期間や繁茂程度で決めれば良い。イチゴなら1株当たり2リットル、トマトだと5~10リットルというところ。ベッドの大きさや材質も適当に工夫すれば良い。根を冷やしたくなかったら通気性のない素材、冷やしたかったら不織布などという具合だ。
さてこの培地を使うと、いろいろと面白い栽培が楽しめる。例えば、水田でトマト栽培とか、屋上にプールを作って菜園など、湛水状態で作物を育てることができる。もみ殻培地では毛管現象が起こらないので、下層に水が溜まっていても、上層まで水浸しにはならない。このため上層の根には常に酸素が供給される。一方、下層の根は水の中か、水面付近の湿った培地内に発達する。一個体の植物の根を二つに分け、一方を湿った土に、他方を乾いた土に植えると、湿った土の根から乾いた土の根に水が、また逆方向に酸素が供給される。この機能がとくに発達する植物(例えば、トマト)であれば、容易に湛水栽培できるというわけだ。
フラワートーテムポールも簡単に作れる。上から十分に灌水すると、ポールの上から下までほぼ同じような揚水量に維持されるからだ。不織布でエア枕のような構造を作り、それにもみ殻培地を入れて花を育てておくと、タイルの上に運んできて「どこでも花壇」ができあがる。いずれも数日~1週間に1回、たっぷりと灌水すれば良い。
2013年4月18日
このページでは,がんちゃんの野菜畑で栽培している野菜(クッキングトマト,カリフラワーなど),野菜畑で行っている土壌改良の方法などのトピックスについて,運営しているスタッフ,専門家が紹介します.