農家の方々や、野菜ソムリエの方々などにお集まりいただき、久慈市で「姫かりふ® 」現地栽培研修会を開催しました。今日の主人公?はペーパーポット苗の自動植え付け機「ひっぱり君」です。
ペーパーポットに植え付けたカリフラワーの苗木を自動で植え付ける便利な装置です(動力源なし!)。まずは、省力的なカリフラワー栽培のポイントについて加藤さんから説明があり、続いて「ひっぱり君」を使った苗の実演移植です。途中、栽培ベッドが柔らかいため植え付け深さが深すぎて苗が埋まってしまう!などというトラブルはありましたが、およそ10分ほどでトレイ一枚、苗およそ270本を定植しました。手で植えることを考えるととても省力的です。
実演後に岡田さんから、カリフラワー「姫かりふⓇ」の作型と収穫時期についての説明がありました。これまで得られた気象データと栽培試験のデータから姫かりふの収穫期を予測する式をもとに、アメダスデータを利用して予測した久慈などの収穫期についての話がありました。その他、害虫対策や、寒締め栽培時の寒さ対策などの説明がありました。
講習会が終わることに雨が降り出し、おかげさまで講習会中は雨に降られず助かりました。
次回は、田野畑村で開催する予定です。