陸前高田 食と農の森 設立おめでとうございます!

2019年1月25日

1月16日,陸前高田 食と農の森 の設立総会と設立記念講演会・ワークショップが開催されました.松田俊一会長をはじめ,会員の皆さん,ご設立おめでとうございます.

設立記念講演会の前に自己紹介する会員の皆さん.

園芸振興班では,陸前高田グローバルキャンパス利用補助のプロジェクトとして,若手農家による営農研究グループ形成支援を行ってきました. 去年の6月より,陸前高田市の若手農家の皆さんが農作業の忙しい合間に月1度のペースで会の設立のために,議論を重ね,先進地を訪ね,規約等を準備し,と活動を続けられた結果が実りました.設立記念講演会では,講師として東京農業大学名誉教授の門間敏幸博士が,「 三陸型園芸産地をどう創るか ~知恵と行動戦略を皆で考えよう~」と題して講演され,50名近くの聴衆を集めました.

門間敏幸博士による設立記念講演会

講演会の後には,門間博士によるワークショップが開催され,出席した皆さんからの”陸前高田農業の活性化アイディア”が集められ,大いに議論が盛り上がりました.

門間博士によるワークショップ
ワークショップでアイディアを述べる会員の杉山さん

休憩時間には,会員の皆さんがご自慢の農産物の展示・試食を行い,栽培方法や入手先,美味しい食べ方などが話題となっていました.

生産している農産加工品について説明をする会員の菊地さん

陸前高田 食と農の森の設立準備に当たっては,園芸振興班と同じ三陸復興部門の地域コミュニティ再建支援班の船戸義和特任助教にファシリテーター役をして頂きました.細やかな配慮と的確な進行で,会の設立準備がスムーズに進みました.お忙しいところ大変ありがとうございました.