乾燥すると硬くなる土と奮闘する.

2013年9月30日

がんちゃんの野菜畑で育てているトマトも,徐々に収穫が終わり,収穫終了した畝から冬作野菜の栽培に移ってきました.写真は今日のがんちゃんの野菜畑の様子です.畑の中で白いべたがけの掛かっているところが冬作野菜(カリフラワー,ミニハクサイ)を栽培している場所です.

今日のがんちゃんの野菜畑の様子です.畑の中で白いべたがけの掛かっているところが冬作野菜(カリフラワー,ミニハクサイ)を栽培している場所です.

今日のがんちゃんの野菜畑の様子です.畑の中で白いべたがけの掛かっているところが冬作野菜(カリフラワー,ミニハクサイ)を栽培している場所です.

だいぶ面積が増えてきました.さて,この白いべたがけですが,風で飛ばないように留め具で土に固定しておく必要があります.ところが,土が硬く留め具がなんとも土に刺さりません.仕方なく写真のようにハンマーを使って土にたたき込みます.

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ハンマーを使わなければべたがけの止め具を土にさすことができない!

がんちゃんの野菜畑の土壌は,津浪で作土が失われる前は,ふかふかのとてもよい土だったと聞いています.津浪による瓦礫撤去のために作土も一緒に取り除いたために,心土がむき出しなのですが,この心土が雨が降って水を含んだ後に乾燥すると,べたがけの留め具だけではなく,いぼ竹なども全く刺さらないほど固くなってしまいます.また,水はけも悪く根の発育には適さない土壌状態です.次の写真は,穴を掘りなかにもみ殻を投入して水を投入する岡田さんです.

穴を掘りなかにもみ殻を投入して水を投入するところ.排水性の確認をします.

穴を掘りなかにもみ殻を投入して水を投入するところ.排水性の確認をします.

礫層まで穴を掘って,水はけのよいもみ殻を入れておくとある程度排水性がよくなるようです.津波後の土壌をもとのような作土に戻すためには,有機物を投入し土壌改良をする息の長い活動が必要です.